
ダイレクトレスポンスマーケティングのキャッチコピーにおいて有効になるのが「ベネフィット」の訴求です。
要は、「買った人が得ることのできる利益」を明確にするということになります。
ここで間違いやすいのは、ベネフィット(得られる利益)と商品の特徴を混同してしまうことです。
まずは、iPhone 6sを例に特徴とベネフィットの違いを説明します。
3D Touch。12メガピクセルの写真。4Kビデオ。すべてをパワフルな1台で。
というのは特徴。
ベネフィットとは、特徴によって、どんなことが得られるのか?
新しい5メガピクセルのFaceTime HDカメラで、作品と呼べるほどのセルフィーを撮ることもできます。
iPhone 6sでは、大切な思い出に命を吹き込むための新しい方法、Live Photosも登場します。
Live Photosは、写真を撮った一瞬の前後の瞬間もとらえるため、指でプレスするだけで写真が動き出します。
というのがベネフィットだと言えます。
以前、ジャパネットたかたで、ICレコーダーの販売に成功した事例があります。
ICレコーダーはビジネスの場で使われることが多いので、一般的なマーケティングでは、男性ビジネスマン向けに行われていました。
しかし、高田社長は、お母さん向けに販売をしました。
ICレコーダーで手軽に音声メモができます。
留守の時に子どもに「ご飯をチンしてね」や「今日は何時に帰る」などの音声メモを残しておいたり、病気のおばあさんに薬の飲み方を録音しておいたりと、日常生活において、ICレコーダーのベネフィットを伝えたからだと考えることができます。
事例を上げると、
これが特徴のセールス
こちらがベネフィットを加えたセールス
次に、ベネフィットを訴求した広告の事例をご紹介します。
パワフルなベネフィットとしては「簡単である」「わかりやすい」というものがあります。
明確さは回りくどい説得を上回るのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングの見出しについて、その他の型はこちらでご案内しています。ダイレクトレスポンスマーケティングの効果を高める見出し14の型【日本国内事例付】
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