
あなたは既存客からの売上を上げるために、どんなことをしているでしょうか?
マーケティングの勉強している人は新規集客に力を入れがちです。しかし、せっかく獲得した新規客がどんどん流出してしまってはせっかくのマーケティングの意味がありません。
売上=客数×単価×リピート数
だとしたら、既存客にリピートしてもらうことはとても大切です。既存客のリピートを獲得するために効果的なのがサンキューレターです。
この記事では、既存客からの売上をアップするサンキューレターの書き方についてお伝えします。
サンキューレターで圧倒的にリピートを獲得している美容室の事例
こちらの動画はyoutubeで公開されているものですが、サンキューレターの活用で、高いリピート率の秘密が紹介さ入れています。
まずは、動画をご覧ください。
サンキューレターだけで新規客にファンになってもらう4つのポイント【集客知恵袋】
この動画から学ぶポイントは、サンキューレターを出すタイミングと書く内容です。
一般的には、
「ありがとうございました。」
世間話で聞いた
「〇〇は楽しそうですね」
最後に
「またの来店をお待ちしてきます。」
というサンキューレターが出されます。
しかし、この美容院では、サンキューレターが「お礼状」ではなく、「顧客教育ツール」であり、ダイレクトメールの役割を果たしています。
- 今日どんなヘアケアをしたのか?
- 自宅でできるヘアケアの方法
- スタイリングの方法
- 無料サポート
を記載することで、お客様に美容院の専門性を知っていただくことができます。
また、リピートがないお客様にも定期的にサンキューレターを出すことで、期間が開いても来店を促す仕組みで運営されています。
再来店を促すオファーとして、割引かプレゼントのご案内がある点も秀逸です。オファーに関しては、割引よりもプレゼントの方が効果的だと言われています。
当然、お客様の誕生日にも何らかのサンキューレターが送られているはすです。例えば、ヘビーユーザーには、トリートメントを10本送るというプレゼントも考えられます。お客様は突然のプレゼントに驚き、喜びます。おそらく、SNSでシェアするでしょう。また、10本は一人では使えないので、友達にプレゼントするかもしれません。こうして口コミを広げる仕掛けを作ることもできるのです。
ポイント1:サンキューレターには、単なるお礼でなく、専門性を伝える教育ツールの役割を持たせる
ポイント2:再来店を促すために、オファーを用意する
サンキューレターとはどんなものか?
サンキューレターがリピート効果を生むことはわかった。では、どんなサンキューレターを書けばいいのかとお考えかもしれません。
特に決まった形があるわけではありませんが、各店舗ともに試行錯誤を繰り返しています。ひとつ言えることは、印刷やパソコンで作るよりも、手書きで書く方が心がこもっている印象を与えることは確かです。
ここでは、ひとつの事例を紹介します。
サンキューレター講座 ~お誕生日のお客様~
ポイント3:サンキューレターは手書きで書く
サンキューレターに効果的な味のある文字の書き方
字に自信のない人は、「手書きで書くのか?」と思われているかもしれません。ご自身の字に自信がなければ、スタッフにお願いしてもよいと思います。しかし、専門性のあるサンキューレターを出すためには、文章を考える必要があります。
いずれにしても字を書く必要がありますので、ここからはきれいな字と味のある字の書き方を紹介します。
字に自信がない人は、こちらの動画を参考にしてください。
今さら聞けない!クセ字・悪筆を改善する3つのポイント
次に、デザイン文字を書く場合のノウハウを紹介した動画をご覧ください。
かわいい文字でメッセージを書くコツ
最後は、多くの人に人気のある筆文字を書くことができる動画です。
【年賀状にも使える】筆ペン一本でかける味のある文字講座( ´ ▽ ` )
まとめ
この記事では、リピート客を作るためのサンキューレターの書き方を紹介しました。マーケティングは仕組みです。チラシなどで集めた新規の客様にリピートをしていただくことで、経営は安定します。その際は、この記事で紹介したサンキューレターの3つのポイントをご活用ください。