女性脳を味方にする広告・チラシ作成14のヒント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

買い物は女性が主役だと言われます。

実際多くのチラシは女性のお客さんに向けたものとなっています。

だから、チラシの担当者としては、女性心の理解を外せません。特に男性の担当者は絶対条件ですし、女性の担当者でも「マーケティング頭」になると男性化していることもあります。

 

「女性心と秋の空」(古い)ではありませんが、女性の心をつかむのは難しいものです。

 

そこでキーになるのが、「女性脳」。

今回の記事では、科学的に分析されている女性脳についてお伝えします。

 

 

 

 

1:男性脳と女性脳の違いは役割で生まれた。

 

古来より、男性は仮に出て獲物を捕らえて家族のために食料を確保してくる役目を担っていました。

そのためには、武器を作り、敵を倒すという論理的な思考と目的を果たすための達成力が必要となります。

一方で、女性は子どもを守る役割を担っていました。言葉を話すことができない赤ん坊の気持ちをくみ取れるほどの共感的能力を有し、家を守る女性的なコミュニティでも共感力が重要になります。

いわば、外に出ていく男、中を守る女という構造で脳は作られているので、男性に向けるメッセージと女性に向けるメッセージは全く逆になることが多いと言えます。

 

 

 

2:女性は共感力に長けている

 

女性は、左右の脳を結ぶ脳梁が男性よりも太いため、左右の脳神経の結合が強いと言われています。

だから、女性は右脳と左脳の情報を交互に操りながら複数のことを同時に処理することができるのです。

 

シンプルな話、掃除をしながらテレビを見て涙ぐむというような話ですね。

最近の脳科学では、男脳には、言葉をつかさどる領域が左脳にしかないと言われていて、女脳は、左右の6~7ヶ所に言語中枢が散らばっているようです。

そのため、女性はコミュニケーション能力に優れていると言われています。

 

こうした女性脳の特徴をチラシに応用するなら、売り手と買い手としての距離を短くすることが有効になります。

 

具体的に言えば、いきなり売らないということです。

例えば、サンプル品を配布する際でも、「買ってもらうためのお試し」ではなく、「感想を聞くためのお試し」の効果が高いと予想されます。

キャッチコピーも同様に、共感型のメッセージが効くと予想できます。

 

セールスでも「今すぐお電話を」は効果的ではない場合があります。その前に共感が必要であることを忘れれば、女性客にそっぽを向かれてしまいます。

 

 

 

3:女性脳はマルチタスクである

 

脳梁が太いということは、コミュニケーション力があるとことと同時に、複数のことを同時にできるということを意味します。

子どもを起こして、朝ごはんの支度をしながら化粧をすることも、苦ではない女性も多いですね。また、保育施設のある会社では、仕事をする人から母親に一瞬で変化できることからも、女性のマルチタスク機能は高いと言えます。

こうした女性の生活を理解して(共感)、「大変ですね」「おつかれさまです。」「たまにはお休みしましょう」というメッセージが効きやすいと予想できます。

 

 

 

4:スピードを好む

 

女性が働くようになって、家事と育児と仕事をこなすために、昔と違って時間が無くなっています。

また、以前はコミュニティの年長者から色んな教えを乞う時間がありましたが、早くから親と離れて生活をする女性が増えたため、子育てや家事について学ぶ時間がなくなっています。

脳科学的には、女性的な役割とゆったりと行う時間がなくなったため、女性脳はパニックになっているとも言われています

だから、「簡単」「手軽」など、スピードを重視した訴求は効果的だと予想できます。

 

 

便利というのは、男性にとっては機能になり、女性にとってはスピードがポイントとなります。

ただし、後ほどお伝えしますが、便利で訴求した商品は、女性をファンにはさせにくいと言えます。

もっと便利なものがあればそちらを購入されてしまうことを言っておく必要があります。

 

 

 

5:ウソを見抜くのがうまい

 

コミュニケーション力が高いということは、うそを見抜くのがうまいとも言えます。

実際、よからぬことを隠している男性の少しの動作を女性は見破ってしまいます。

 

チラシは、信頼性が大切です。

また、コミュニケーション力とは言語能力が高いという意味でもあるので、「言葉」にも注意が必要です。

 

言葉遣いに関しては、売れている雑誌に記事に使われている言葉を参考にするとよいでしょう。

 

 

 

6:お得は金額ではない

 

女性が好む表現に「お得」というものがあります。これも、ひとつの値段でふたつを買うことができるという金銭的なものよりも、家族の生活を守るためのセットという組み合わせが効果的になります。

 

女性は、割引よりも、プレゼントを好む傾向があると言われています。

 

 

 

7:コミュニティを大切にする

 

女性がコミュニティを大切にしていることはお伝えしました。

一方で、現代女性は、コミュニティで過ごす時間が減少し、女性脳はパニックになっているともお話ししました。

パニックになった女性脳は手軽なコミュニケーション手段として、スマホを活用する。女性のSNSが盛り上がる理由はここにあります。

 

また、男性に比べて女性は仲間を作るのが上手です。

ママ友が毎日ランチをして長い時間話している様子は男性から見たら信じがたいですが、これも女性脳の特徴です。

女性は「受け入れられた」と感じ、コミュニティの物語を共有することで結束を深めます。

男性のコミュニティがボスを頂点としてピラミットになることに対して、女性脳は横に広がるコミュニティに特徴があります。

だから、チラシのモデル選びも、美しすぎる人よりも共感される人が好ましいと言えます。

 

 

 

8:決定ができない

 

忙しすぎる現代女性は、先人の知恵を学ぶ時間がなく、決断ができにくいという特徴があります。

だから占いにはまる女性が多いことも納得できる。

女性は決めるための情報を大切にする傾向があるので、セールスにおいては、「売る」よりも「買うための基準」をお伝えするほうが効果的になります。

 

 

 

 

9:自分以外のために消費する

 

女性にとっての恐怖は、コミュニティからの村八分だと言われています。

コミュニティの中にいるため、子どもを育てるという生活をすることで、男性に比べて女性は利他的です。

この性質は、自分のため以外の買い物をするという特性に表れています。

 

子どものための買い物では糸目をつけない母親もいます。

利他的であることは独身者にもみられる傾向で、「お友達と一緒」という訴求は効果的です。

 

 

 

10:五感を通して感じる快感

 

男性が論理的思考をすることに対して、女性は感覚を重視しています。

多少、極端な言い方になるが、イメージできれば商品のメリットはいらないとも言えます。

 

チラシには必要なのは、「快感情報」です。

五感で感じる情報とは、擬音語。

 

しっとり

ぴちぴち

とろとろ

ふあふあ

ツヤツヤ

擬音語はキャッチコピーづくりにも有効です。キャッチコピーの記事はこちらを参照してください。

 

こうした言葉をチラシに盛り込むことは有効です。

また、女性にはアイコンタクトとボディタッチが有効だとも言われています。

 

エステのチラシなどは、五感を刺激する写真を掲載したいですね。

 

DSCN1384

 

 

11:私らしさの志向という快感

 

コミュニティで存在感を示そうと思うなら、コミュニケーションを取りながらも目立つということが大切になります。

ただし、主張しすぎてはいけません。調和を重んじるが、自分を証言するシンボルを持つ。

 

女性にとっての「私らしさ」は大切です。

画一されたブランドよりも、多岐に渡る選択肢を持つブランドに人気が集まるのは、「私らしさ」の表れであります。

 

ブランドは持っていなければ恥ずかしいナショナルブランドを目指すか、

私らしさを狙うのかが女性マーケットのコンセプトとするのがよいでしょう。

 

 

 

12:期待による幸福

 

女性は平穏な幸福感を大切にしています。

商品を選択する場合は、その商品がどれだけ自分を幸せにしてくれるのかを重視します。

 

クリームの重量がどっさり、よりも

甘く芳醇な香りが口いっぱいに広がる

が女性には効果的だと言えます。

 

論理的においしさを説明するよりも、幸せいっぱいに食べている女性の写真が有効です。

 

 

 

 

13:浸る幸福

 

男性はドーパミン

女性がセロトニン

と言われます。

ドーパミンは意欲、動機、学習などに重要な役割を担っているといわれており、セロトニンは、「幸せホルモン」と呼ばれており、精神の安定をさせる役割を持っています。

男性が意欲に意識を向けるとしたら、女性は幸せに浸る時間を大切にします。

快感が長続きするという訴求が有効だと予想できます。

 

 

 

14:関係による消費

 

女性にとってのブランドとは、自分との関係性が大切になる。流行しているからという理由以上に、手厚くもてなされる「関係性」がファン化につながります。

一度、ファンになったら離れないし、口コミをしてくれます。

「私らしい選択」をしてくれたお客様に、「あなたは素晴らしい選択をしている」と手厚くもてなし、関係性・つながりを強化することで、LTV(ライフタイムバリュー)は上昇します。

 

お客さんをファンにする方法はこちらの記事で紹介しています。『売れるチラシ成功のポイント 顧客をファン客に変える5つのポイント』

 

 

 

 

まとめ

 

face_green女性は理性的に買い物をしていないと言われます。

女性の買い物は極めて感覚的で直感的です。男性が熟考して買い物をするのに対して、女性は衝動買いをする傾向があるのは、このためです。

感情は自分の意思でコントロールができないと言われますが、感情でそっぽを向かれてしまえば、どんな論理的な説明も意味をなしません。

女性は直感で恋をして分析で愛を深めると言われように、脳梁は共感力が高いため、論理的ではないけど、人の心が読めるという女性脳の感度は高いと言えます。

 

関係による消費

友達

女性は自分らしさを大切にする。

 

こうした女性脳の特徴を知り、顧客満足ではなく、カスタマーハピネス(顧客幸福)という観点でマーケティングを実施したいですね。

参考になる本を紹介しておきます。

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

折込チラシコストダウンのご提案

 

折込チラシの最安値を目指します!


折込チラシのコストダウンをお考えの方は、
お見積りを依頼してください。


印刷ファイターでは、全国の折込チラシ印刷会社と提携し、ご依頼いただいた見積りを各社に連絡し、最も安い価格をご提示します。

 


SNSでもご購読できます。

この記事の執筆者

別所諒
・社長の味方コンサルタント
・株式会社経営戦略パートナーズ代表取締役
・心理カウンセラー

著書
「普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法」

「がんばっても成果は出ない」

中小企業の2代目社長のサポーターとして、経営、マーケティング、組織開発の相談に乗っている。

コメント

コメントを残す

*