フリーランスで稼ぐグラフィックデザイナーになる7つの条件

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デザイナーは華やかなイメージがあります。しかし、商業デザインの場合、実際はイメージと異なることがあります。昨今はWebデザインが主流かもしれませんが、紙メディアを中心としたグラフィックデザインを仕事にしている人も多くいます。実は、グラフィックデザインの仕事は、やり方によって大きく稼ぎが違ってきます。
グラフィックデザイナーの中にはWebデザインができない人も多く、稼ぐためには自分のグラフィックデザインの価値を高めるしかありません。
まずは、どこで仕事をするのかということが大切で、グラフィックデザイナーとして仕事をする方法はおおむね、次のようになります。

  • 独立(フリーランス)
  • デザイン会社勤め
  • 広告代理店勤め
  • 印刷会社勤め
  • 企業の宣伝部

フリーランスで成功して稼ぐようになればいいですが、それでも、デザインの作業をして料金を請求するビジネスモデルなので、稼ぐほど忙しくなるという循環に陥ります。
フリーランスのデザイナーになるためには、まずはどこかの組織で修業をする必要があるわけですが、どの会社に入るのかでも給料と仕事量は違います。

たいていの人のイメージと同じだと思いますが、企業の宣伝部が条件がよく、広告代理店、印刷会社、デザイン事務所という具合に、厳しい仕事のわりに稼ぐことが難しいという流れになります。
そんな中で、この記事では、グラフィックデザインを仕事にしながら、将来的に稼ぐことができるグラフィックデザイナーになる方法についてお話ししたいと思います。

 

 

1:営業を厭わない

どんなに優れたグラフィックデザイナーでも、お客さんがいなければただの人でしかありません。お客さんを獲得するためには、「営業活動」が必要になります。
しかし、営業マンになれと言っているのではありません。グラフィックデザイナーの営業活動とは、自分の存在を知ってもらうことです。
ですから、会社勤めの時から、できるだけお客さん(クライアントと呼びますね)と会って打合せをすることをおすすめします。
打合せを営業マンに任せて、指示されたデザインだけをやっているようでは自分を売り込むことができません。それよりも、お客さんに存在感を示しておくことで、独立してから仕事を発注してくれるようになるかもしれません。
ここで注意していただきたいのは、小さな個人をお客にしても継続的な売上を上げて稼ぐことはできないということです。
稼ぐグラフィックデザイナーは、法人をお客さんにしています。
理想的には、広告主の企業から直接発注を受けることが望ましいですが、入り込むのが難しいとも言えます。
その場合は、印刷会社や広告代理店を狙うことをおすすめします。
とにかく、会社に勤めている時から、自分の顔を売るという営業活動を行っておくことが大切です。
すでに独立してしまって、顔を売る機会がないというグラフィックデザイナーはもっと直接的に営業活動をする必要があります。と言っても、電話営業や飛び込み訪問は非効率で心が折れるので、おすすめはできません。
そこで、自分の商品としてマーケティング戦略を考えます。

 

2:自分のマーケティングを行う

仕事がないグラフィックデザイナーは「発注マッチングサイト」に登録しますが、それは最後の手段だと考えてください。もちろん、登録しておいても構いませんが、期待しすぎると、安い価格のコンペにデザイン案を出し続けるということになり、仕事をしても報酬は0円になることもあります。
マッチングサイトに頼る前に自力でマーケティングを行います。
商業デザインの場合、デザインには目的があります。
チラシであれば「集客ができる」ということであり、パンフレットであれば「伝えることができる」ということです。
単にセンスのいいデザインをすればいいというものではありません。
デザインに入る前に「誰に」「何を売るのか(伝えるのか)」ということを考えておかなければなりません。
仮に、仕事がないグラフィックデザイナーがいたとします。「仕事をさせてもらえれば自分のよさが分かる」と言ったところで、仕事がなければ実力を発揮する場もありません。
例えば、企業に作品集を送付することもひとつのマーケティング活動です。
以前、広告代理店で制作部門の責任者をしていた時に、いくつかの売込みを受けました。
と言っても、会社の問合せフォームからのメッセージがほとんど。よほど困っている会社でない限り、迷惑メールに返答などしません。
少しましなのは、作品集を郵送してくる場合ですが、ただ作品を見ても興味を持つものは多くはありません。
ここでは、グラフィックデザイナーが営業活動にDMを送る場合の方法について考えてみます。自分を商品として考えてみます。
まずは、「誰に」送るのか?
企業の宣伝部、広告代理店、印刷会社はグラフィックデザイナーへのニーズが違います。
企業の宣伝部の場合、「売る」「集める」という目的で広告を作成するので、求めているのは、「ノウハウ」です。ですから、通販専門のデザイン会社で勤務していたなど、彼らが求めている「ノウハウ」を持っているとしたら、ここ狙い目です。
広告代理店に関しては、彼らは忙しいので、できるだけ丸投げをしようとします。ですから、個人よりもキャパのある「デザイン事務所」に仕事を発注したがります。人によっては仕事を出した見返りを要求してきますので、会社組織が有利になります。
印刷会社の場合、社内にグラフィックデザイナーを抱えている会社もありますが、たいていは満杯状態です。新規の採用を希望するも、売上が低迷している会社が多く、常に人員不足です。ここに売り込みをするのが最も効果的です。

メッセージは
質の高いデザインを(作品サンプル)
手ごろな料金で(安売りではない)
スピーディに対応します。

という内容です。
※グラフィックデザイナーとして個人の個人をブランド化するマーケティング方法については別途記事を用意しますので、しばらくお待ちください。

 

3:コミュニケーション能力を磨く

多少の偏見があるかもしれませんが、グラフィックデザイナーにはコミュニケーションが長手だという人が多いようです。
会社に勤めていたら、多少のコミュニケーション不足は補えますが、フリーランスのグラフィックデザイナーとしては致命傷になりかねません。
と言っても、営業マンのように弁別さわやかに話ができるようになりなさいと言っているのはありません。

コミュニケーション能力を瞬間的に上げる方法は、
1.相手の目を見て話すこと、
2.笑顔を絶やさない、
3.相手の話を聞いて、きちんと相槌を打つ
4.依頼事には「はい」と相手に聞こえるように返事をする
5.約束を守る

この5点です。

割と簡単にできることなので、すぐに実行してみてください。

 

4:スピードを意識する

よほどの大御所でない限り、グラフィックデザイナーに求められるのはセンス以上にスピードです。発注主は一刻も早くデザインを見たいと考えているので、仕事のスピードは常に意識してください。
特に、修正のスピードは大切です。相手が「もうできたの?」と思うスピードで仕事をすることは、高い評価になります。もちろん、急ぎすぎて、ミスを出さないように注意が必要です。

 

5:情報感度を上げる

デザインの仕事は、どんなものが来るのかが予測できません。男性のグラフィックデザイナーに女性ものの依頼があるかもしれません。逆もしかり。
こうした場合にも対応できるように日ごろから情報感度を固めて置く必要があります。

具体的におすすめしているのが、
新聞
雑誌

を読むということです。
記事はもちろんですが、チエックしておきたいのは「広告」です。雑誌や新聞は広告費がかかるため、テストを経て効果が実証されている広告が掲載されていると考えられます。

 

6:リサーチに手を抜かない

どんなものでも作品が仕上がるまでのプロセスが最終の形に影響します。広告のグラフィックデザイン(特にチラシやSPツール)は「売る」ことが目的になるので、他社に勝つ必要があります。
日ごろからの情報感度に合わせて、競合他社のリサーチを行います。また、ターゲットとなるお客さんの特性を知るために、どんな生活をしてどんな商品を買っているのかをリサーチしておきます。

 

7:提案力を高める

お客さんにとって役に立つグラフィックデザイナーとは、

  1. 頼んだ仕事をきちんとやってくれること
  2. ミスのないこと
  3. 頼んだ以上の仕事をしてくれる人

となります。
特に3は稼ぐグラフィックデザイナーとしては、大きなポイントで、具体的には提案力となります。広告会社や印刷会社をお客にする場合、彼らのコンペの勝利に貢献できれば評価が高まります。
企業の宣伝部にしても同様で、発注担当者は上司の許可を得るために説得力のある提案ができる人を求めています。
仕事が決まったらそれを受けるだけでなく、仕事を受注するために協力することができればお客さんとの信頼は高まります。万が一、コンペに負けたり、提案書が通らなければ料金をいただかないくらいの覚悟と、それを補てんするくらい安定した受注を確保するグラフィックデザイナーになっていただきたいと思います。

 

まとめ

この記事では、これまでの広告会社、印刷会社での経験から稼ぐグラフィックデザイナーになる方法をお話ししました。この記事は発注を受ける側の立場で書きました。

受注産業としてのグラフィックデザイナーの稼ぎ方を書きましたが、参考にしていただければ幸いです。

 

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この記事の執筆者

別所諒
・社長の味方コンサルタント
・株式会社経営戦略パートナーズ代表取締役
・心理カウンセラー

著書
「普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法」

「がんばっても成果は出ない」

中小企業の2代目社長のサポーターとして、経営、マーケティング、組織開発の相談に乗っている。

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